医師会事業 各部報告

学術部

平成30年 台20回狛江市医師会市民講座のご報告

 平成30年9月15日(土)、第20回狛江市医師会市民講座が狛江エコルマホールにおいて開催されました。当日は小雨が降る天候にもかかわらず、430名の市民の皆様にご参加いただきました。

今回は、松原俊雄狛江市長にご挨拶いただき、千葉大学大学院医学研究院 細胞治療内科学講座教授の横手幸太郎先生に、『健康寿命を伸ばすための生活習慣病対策』~高齢になる前となった後のポイントを考える~をテーマにご講演いただきました。動脈硬化や肥満、糖尿病などの壮年からの病気と、高齢期から起こるフレイル(虚弱)サルコペニアなどのご説明、社会参加の重要性を通していかに健康寿命を延ばすかなど、多彩な内容を大変わかりやすくご講演いただきました。

 

その後に、慈恵医大第三病院看護専門学校の看護学生の皆さんの合唱があり、「花は咲く」「川の流れのように」「ふるさと」は会場の市民の皆様と一緒に歌い、大変楽しい交流の時間となりました。最後に、全国ラジオ体操連盟指導委員の多胡肇先生、押味愛里沙先生のご指導の下、会場の皆様と一緒にラジオ体操を楽しむことができました。

参加された市民の皆様からは、「横手先生のご講演が大変わかりやすかった」「健康寿命の大切さを理解できた」「素晴らしい歌声に涙」「看護学生さんと一緒に体操ができ楽しかった」等のお声を頂きました。「皆で一緒によく学び、よく歌い、よく身体を動かす」をテーマとし、会場の皆様と一体となって有意義な時間が共有できたと思っています。

また、6割の方が、友人、自治会、老人クラブなどからの案内を通して昨年に続きご参加下さった一方で、初めて市民講座にご参加下さった方は全体の4割超であり、多くの方にご参加いただき大変嬉しく思っています。狛江市医師会は今後も、市民の皆様に身近なテーマを、わかりやすく、楽しく学ぶことができる市民講座を目指します。そして、行政と協力し、健康長寿を実現する地域づくりの一助となれば幸いです。今後も多くの皆様のご参加をお待ちしております。 (保坂 真、染谷泰寿)

 

平成29年 第19回狛江市医師会市民講座のご報告

 平成29年10月14日(土)、第19回狛江市医師会市民講座が狛江エコルマホールにおいて

開催されました。

当日は肌寒い天候にもかかわらず、560名の市民の皆様にご参加いただきました。

 今回は『認知症を予防し、上手につきあうための方法』をテーマにJCHO東京高輪病院もの忘れ外来(神経内科)の津本学先生に分かりやすく講演していただきました。

 講演の後に、狛江市立狛江第二中学校合唱・筝曲部の皆さんにメンデルスゾーン作曲の「歌の翼に」を合唱していただきました。また、「赤とんぼ」「もみじ」「ふるさと」の童謡を会場の市民の皆様と一緒に歌い、楽しい交流の時間をもつことができました。

 最後に全国ラジオ体操連盟指導委員の押味愛里沙先生、アシスタントの今井菜津美先生に、頭をつかったグーパー体操やラジオ体操第一実施時のポイント等を詳しくレクチャーしていただき、会場の皆様と一緒にラジオ体操を行いました。

参加された市民の方からは、「津本先生の講演やコーラス、体操と楽しく充実した内容でした」「中学生と一緒に童謡を歌えて嬉しかったです」「ラジオ体操は押味先生の掛け声で元気よく体操できました」等のお声を頂き、大変好評でした。

 狛江市医師会は今後も、市民の皆様に身近なテーマをわかりやすく、楽しく学ぶことができる市民講座を目指していきます。次回は、平成30年9月15日(土)『高齢者糖尿病』(仮演題)をテーマに、講師には千葉大学主任教授 横手幸太郎先生をお招きして開催予定です。皆様お誘いあわせのうえ、ご参加いただけますようお待ちしております。

防災部

平成30年3月7日に、防災講演会を開催いたしました!

 2011年3月の東北大震災から早いもので7年が経過しました。以後、各自治体では、災害対策が急ピッチで進んでいます。ここ狛江市でも、医師会主催で、今年の3月7日に、狛江市役所に隣接する防災センターで、医療関係の多職種の方々を対象とした防災講演会を開催いたしました。

平日の夜にも関わらず、98名もの参加者がありました。おかげさまで、講演会を、盛況の中、開催することができました。講演会の講師の先生方や、会の準備を手伝ってくださったスタッフの方々には大変感謝しております。また、参加してくださった狛江市(福祉保健部、健康推進課、安心安全課)、狛江消防署、狛江市薬剤師会、慈恵第三病院(医師、看護師、管理課、医療連携室)慈恵医大学生、狛江市議会議員、狛江市民(自治会、老人クラブ)の方々には、厚く御礼申し上げます。

 御講演は、北多摩南部医療圏の災害対策拠点病院多摩総合医療センターに所属し北多摩南部医療圏地域災害コーディネーター森川健太郎先生、慈恵第三病院救急医学講座准教授大谷圭先生、慈恵第三病院看護部看護主任でDMATの資格をお持ちの古沢身佳子看護師の3名の先生方に担当していただきました。森川先生や大谷先生の御講演は、とてもユニークでわかりやすく、現在の多摩地域全体や狛江市の災害に関する状況をよく理解することができました。また、古沢看護師のトリアージに関する御講演も、模擬症例のカードを用いて、トリアージカードの実際の記載も行い、とても良い経験になりました。

 

公衆衛生部

平成30年度 特定健診・がん検診・国保関連新規事業説明会を開催

 平成30年4月23日(月)、あいとぴあ研修室にて6月よりスタートする今年度の特定健診とがん検診、新たに始まる国保保健事業に関し説明会を開催いたしました。平日の診療終了後の時間でしたが、関連する多くの医療機関の方々(医師・コメディカル)に多数ご参加いただきました。

 特定健診は大きく2つの変更点があります。まず期間が6月から12月までと短縮され、1月は予備月となりました。インフルエンザ等 感染症の流行や予防接種事業の時期が健診のピークと重複させないことを目的とした変更です。これに伴いこれまで行ってきた受診勧奨月の制度をなくし、全ての市民の方々が出来るだけ早い時期に受診をして下さるよう勧奨方法も変更になっています。2つ目は検査項目です。新たにeGFRが加わり、腎機能障害の早期発見に対し有益となります。更に今回の説明会では、付随する事務手続きや送付物、単価や集合契約に関する変更点を確認すると共に、市民の方々からの問い合わせの多かったメタボの判定基準の再確認、食後受診の可否や他覚所見の精度の徹底等を行い、より質の高い健診が行えるよう全施設での意識の統一をはかりました。

 又、がん健診においては、大腸癌の期間が6月から10月と短縮されるのにあわせチェックリストを廃止し「ハイリスク検診」からどなたでも受けられる「一般検診」に変更されました。乳がん検診は全国的な流れの中で視診・触診が廃止され、マンモグラフィーに一本化しました。受診機関も、あいとぴあセンターバスと東京都予防医学協会に変更されました。子宮がん検診も同様に、従来の市内の医療機関と共に同医学協会での受診が可能となりました。

 今回の説明会では、あわせて国保関連事業として「糖尿病性腎症重症化予防事業」「健診異常値放置者受診勧奨事業」、40歳前の世代を対象に健康意識を高めることを目的とした「セルフ健康チェック事業:スマホdeドック」についても説明を致しました。

 盛りたくさんな内容でしたが、参加者の皆様は最後まで非常に熱心に聴講して下さいました。従来の病気を見つける健診から病気を良くする健診として2007年から始まった特定健診も早10年を越えました。狛江市ではこの10余年、毎年着実に受診率が向上していますが、今回は大きな転換期にあります。市民の方々の健康を守る為、医師会は市・行政と共働して健康推進事業を充実させてまいる所存です。ご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。